駆け込み訴え

ジャニヲタ腐女子の観劇メモ

ガーディアンズオブギャラクシーリミックス

f:id:hmghsi:20170518021439j:plain

行ってきました、GotG2!
前作が大好きなので全然気負わずもうげらげら笑いに行ったんですが、期待を裏切らない楽しさでした。こういう小ネタ満載のノリ、いいよね。


以下全面的にネタバレ感想

ベビーグルート、かわいいよね。かわいい~。オープニングのベビーグルート目線の映像、ずるかった。あれ嫌いな人間いないでしょう。エンディングの反抗期グルートもかわいかった。グルートはかわいい。最高。
ロケット先輩、かわいい、、、ゴミパンダ先輩男前なんだもんなあ。ヨンドゥとのやりとりはぐっときました。自分の好きな大切な相手にこそ露悪的にふるまってしまう、そうだよね~、とうなずきまくり。一方で、相棒であり今回からは同時に保護者的立ち位置で接することも多いグルートに対してはこれは発揮されないですよね。悪態はつくけど。ここでグルートとロケットの一心同体っぷりに重ねて萌えました。このふたり最高なんだよなあ。世界にふたりぼっち……。

今回テーマは家族。クイルと実父、ヨンドゥとクイル、ガモーラとネビュラ、ドラックスと亡き家族たち。そしてガーディアンズ自身。
みんなそれぞれお尋ね者であり欠けたところのあるガーディアンズたちがお互いを罵りあいながら協力する様は本当にすてきだと思う。品行方正のスーパーヒーローになれなくても世界は救える仲間はできる、ってある意味で一番の救いじゃないですか?(グリーンホーネット見ましょう)

いやーヨンドゥの株をあんなにあげてくると思わなかった。前作ではクイルに対してはかなり虐待的意味合いで接してるかなーと。とはいえ愛はあったのよ、さらった理由はあったのよ、と言われたらそうなんだ~と素直に感じました。それにしてもヨンドゥの武器ってあんなにかっこよかったっけ???って思っちゃった。ヨンドゥの殺戮シーンはもともといちおうラヴェジャーズの仲間だったじゃん!っていうのを抜きにしても(抜きにしていいのか?)めっちゃかっこよくてしびれました。
クイルと実父のキャッチボールシーンは正直いいシーンでしたね笑。人間とまったくちがう行動原理倫理観で生きる生命体萌えなので父と子の衝突というより、エゴ対他宇宙的な、生きるニッチの奪い合い的な感じの戦闘になってたのは個人的によかったかなあ。


ドラックスのハラスメント的発言Twitterで話題になってましたね。荒れそうなので思うところある方は読まないでください。
わたしもまあん?とならないではなかったです。しつこいなとは感じた。でもドラックスのマンティスへの接し方、完全に庇護すべき対象へのそれでしたよね。ドラックスは自分の妻と子供を亡くしているわけで、ひとりっぼちで生きてきた純真無垢なマンティスに自分の子供を重ねている。それで悪意をもって発言してるわけでは決してないよな、と感じたので個人的にはそこまで気にならず。いや別に悪意がないからといってハラスメントを許容はしませんが。
というか、やっぱりあれってドラックスマジ空気読めねえ!価値観おかしい!っていう話なのでは?まあ単純にドラックスの種族と現代に生きる人類我々は美的感覚があわないのだろうし。ぶっちゃけこれマンティスが黒髪黒目で東洋人系の顔立ちだから問題にされてるわけですよね。金髪碧眼のそれこそデビッキ様みたいな方がぶす!って言われてたらもっと素直にギャグとして受け取ってるひとが多かったんじゃないかなーとどうしても思ってしまう。マンティス素直にかわいいんだしかわいい子に対してぶす!って言ってるドラックス変なのでいいんじゃないか、、、
っていうか、なんか、自分の子供と重ねるだとか、細っこいのに大丈夫かって言うだとか、マンティスに対してそういう心配の仕方をするドラックスがマンティスを性的に見ることは絶対ありえねえ~!って公式が線引きしてくれてるようにも感じた。そういう配慮だったのかな、とか。マンティスは見た目的には成人女性だけど、精神はおさなくて幼児に近いわけだし。(わたしは保護者ムーヴを繰り返してた人間が自分よりも年下の庇護すべき対象に性欲を見せてくるのが何よりも嫌)まあ別にだからって執拗にぶす!って言う意味もないんだけど。
なんか書いててめんどくさくなってきた。ここを許容できてもできなくてもGotG2はおもしろく見れるんじゃないかな~と個人的には思う。


気になったのはこのへんでした。まあとりえずほんとにおもしろくて楽しかったです!カメオ出演ごうかすぎる!アクションが見てて気持ちいいくらいかっこいい!げらげら笑える!ガーディアンズ大好き!